「きみとシンギュラリティ」は深い。

 

 

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

こちらは「きみとシンギュラリティ」の披露を心待ちにしているシューヤ推し2名による、歌詞解釈ブログです。

あくまでオタクの一解釈としてお楽しみください。

 

結論から言うと、我々はこの曲を「人間とアンドロイドの愛を歌った曲」と解釈しました。

ここまではタイトルからも予想がつくと思いますが、ポイントは"視点"です。

以前まではこの曲の歌詞をすべて人間視点だと考えていました。

しかし今回、タカシくんが歌っているパートは人間視点、シューヤくんが歌っているパートはアンドロイド視点だという仮説を立てました。

きっかけは、おそらくシューヤくんの歌声にのみエフェクトがかかっており、機械に寄せた歌い方をしているという点に気づいたことです。

さらに歌詞を見ていくと、すべてが仮説の根拠となっているのでは?という結論にたどり着きました。

 

0と1だけの計算式を超えるほどの才能の溢れる存在

きみはいのち宿るアンドロイドなんだ

 

まず、シューヤくんパートがアンドロイド視点だと考えると、1番のこの部分は人間のことを指していることになります。

おそらく人間を人間と認識できておらず、自分にはない"いのち"を持ったアンドロイドだと捉えているのではないかと推測できます。

 

ノイマン型コンピュータを過去にするような超存在

きみはこころ宿るアンドロイドなんだ

 

対して、タカシくんパートが人間だと考えると、2番のこの部分はアンドロイドのことを指していると考えられます。

「こころ宿るアンドロイド」は文字通り"感情"を持ったアンドロイドという意味だと思われます。

分かりやすく対になっているのはこの部分のみなので、ここからは、Aメロの各パートを抜粋して解釈します。

 

シューヤくん(アンドロイド視点)

 

ロストテクノロジーを想起させる最先端

YesとNoだけの駆け引きは論外

量子力学も唸らせる命題

情報化社会の中で純情きらり

君の素肌に触れてもいいかい?

ロストテクノロジーを想起させる最先端」→アンドロイドから見た人間界の最先端のこと。

「YesとNoだけの~命題」→人間が行う駆け引きはアンドロイドにとって高度であるということ。

「情報化社会の中で~いいかい?」→情報が交錯する世の中で純真でまじりけのないこころを持っている人間が魅力的に見えているということ。

といったように、シューヤくんのパートはすべてアンドロイドから見た人間界を表していると解釈できます。

タカシくん(人間視点)

 

細胞すべてを揺さぶる希望の光

意識溶けだすような未曾有の事態

子どもの頃に夢見ていた

新しい世界の幕開けさ

大人になって忘れていた

青臭い衝動が沸き立つんだ

 

タカシくんのパートは、全体的にアンドロイドとの出会いによる希望、感動を表現していると解釈できます。

また、「細胞」「意識」「子どもの頃」「大人になって」「衝動」といった、アンドロイドには無いであろう概念がワードとして入っているところも、人間視点の特徴ではないかと思われます。

このように、人間視点とアンドロイド視点が1曲の中で組み合わさっていると考えると冒頭の仮説に辻褄が合います。

まとめると、この曲はタカシくんとシューヤくんがそれぞれ違う視点で歌っている曲なのです。

 

 

ところで皆様、先ほどの解釈を踏まえてこの曲を聴いて、何かお気づきではないでしょうか…?

ここからは、もう1つ別の解釈をしたいと思います。

この曲はシューヤくんが加入したての時にリリースされ、BULLET TRAIN ARENA TOUR 2022 「新世界 -NEW WORLD-」で初披露される予定でした。

そう考えると、当時のせぶいれ2人の状況とリンクしていると思いませんか?

 

例えばここ

 

細胞すべてを揺さぶる希望の光

情報化社会の中で純情きらり

タカシくんパート「細胞すべてを揺さぶる希望の光」は、ボーカルを求めていたタカシくんにとってのシューヤくんを

シューヤくんパート「情報化社会の中で純情きらり」は、純真なこころを持つタカシくんのことを表しているのではないかと感じました。

さらに

 

Wake you up Hold your hands

君をつれていくよ

Trust me now Make you smile

ここで誓うから

Wake you up Hold your hands

共に歩もうよ

Trust me now Make you smile

ふたりシンギュラリティ

ここの歌詞、「新世界でこの曲を歌う予定だった」という前提で聴いて欲しいのです。

2人の覚悟のようにも聴こえませんか?

そして極めつけは、この曲のタイトル「きみとシンギュラリティ」です。

「シンギュラリティ」とは、人工知能が人類の知能を超える転換点、すなわちアンドロイドと人間がイコールになる地点のことです。

(引用:https://mypage.otsuka-shokai.co.jp/contents/business-oyakudachi/words/singularity.html )

せぶいれに置き換えると「タカシくんとシューヤくんが同じラインに立つ」ということになります。

 

また、

Bon Voyage さぁ未来の彼方まで

2番のこの部分、よく聴いていただくと「彼方まで」でシューヤくんの声のエフェクトが取れています。

このことから、この時点でシンギュラリティに到達、つまりタカシくんとシューヤくんが同じラインに立っているということを表しているのではないか?と考えました。

 

先述した通り、この曲がシューヤくん加入後初めてのシングルに収録されていて、シューヤくんのリード曲で、新世界で初披露する予定だったと考えるとかなりグッときませんか???

 

ここまで長々と書きましたが、とにかく「きみとシンギュラリティ」はめちゃくちゃ深いです。すごいです。

今回の解釈によって「きみとシンギュラリティ」への愛が益々深まりました。

皆さんも、いつか披露される時のために「きみとシンギュラリティ」をたくさん聴いて、愛を是非深めてください。

最後に、シューヤくん、超特急に入ってくれてありがとう‼️歌い続けてくれてありがとう‼️いつも幸せをくれてありがとう‼️大好きです🩶

以上、「きみとシンギュラリティ」を愛するシューヤ推し2名による、歌詞解釈でした。

お読みいただきありがとうございました✨